魔女の夏至祭とオトギリソウ【二十四節気】

こんばんは。
横浜のAromtehrapy Space Bon Voyage 高崎綾乃です。
夏至の夜、魔女の世界を覗いてみると…
魔女たちは森の中や丘の上で大きな焚き火を囲んでお祭りをしているようです。
太陽の力が最も強くなるとされる夏至の日に、太陽が闇に勝利したことをお祝いするそうです。
同時に、夏至の夜に摘んだ薬草はもっとも効き目が強いとされ、薬草摘みが欠かせません。
摘んだ薬草を家々の戸に下げ、邪悪なものが家の中に入らないようにしているとのこと。
(わたしたちの国の節分に飾るヒイラギと通じるものがあるような…)
中でも、イノンド(ディル)、西洋オトギリソウ(セント・ジョーンズワート)、オウシュウヨモギ(マグワート)、キンセンカ(カレンデュラ)は魔女たちにとって聖なる植物だそうです。
また、キリスト教においても、魔女たちの聖なる植物 西洋オトギリソウ(セント・ジョーンズワート)は、聖ヨハネの日(6月24日)に花が咲き、聖人ヨハネが首をとられた8月29日に血を流すと言われ、6月24日に収穫するともっとも治癒力が高いと言い伝えられています。
雨の上がった横浜の夜。
ほうきに乗った魔女が空からわたしたちを見ているかもしれませんね。