夏の土用の丑湯

おはようございます。
横浜のAromatherapy Space Bon Voyage 高崎綾乃です。
本日7月25日は、”夏の”土用の丑の日。
”夏”を強調したのは、季節ごとに土用があるから。
そもそも土用とは、
「土旺用事(どおうようじ)」の略で「立春・立夏・立秋・立冬」の前の約18日間を言います。
一般的には、立秋前の夏土用を指しますが、上記の通り年に4回巡ってくるものです。
丑の日は十二支を割り当てた日。そのため年によっては、2回丑の日があることも。
今年は2回。「二の丑」と呼ぶ2度目の丑の日は、8月6日です。
夏の土用と言えば、やっぱり鰻!ですよね♡
蒲焼も白焼きも!鰻茶漬けも鰻の佃煮も!
どれも、大好き( *´艸`)
冬が旬の鰻をこの土用の丑の日に食べる風習を作ったと言われる平賀源内のお話は有名ですし、「う」のつく物を食べる方は多いと思いますが、今年はそれらにプラスして、丑湯(薬湯)に浸かって夏バテ防止や疲労回復を図ってはいかがでしょうか。
魔女たちも夏至に薬草を摘んでいましたね。
北欧の夏至の頃、そして日本の夏土用の頃は、植物の薬草成分が高まる頃。
その時期に摘み、その時期の疲れを取る。人と自然が寄り添った流れ。
江戸時代には、あせもなどに良いとされている桃の葉湯に入っていたそうです。
桃の葉の他に、身近な茶の葉(緑茶)・ドクダミ・柿の葉・ゲンノショウコなどがおススメです。お茶パックに入れて直接湯船に投入、または事前に煮出してその抽出液を湯船に入れてみてください。
夏はついついシャワーで済ませてしまうという方もいらっしゃるかと思いますが、しっかり湯船に浸かることで冷房による冷えや疲れなどが解消されますので、この夏はぜひ薬草とともに夏のバスタイムを楽しんでみてください。
ちなみに、お風呂の入り方も人それぞれに合った入り方があるんですよ。
それをチェックできるのはサードメディスン!
せっかくのバスタイム、よりカラダが楽になる時間にしませんか?
さてさて、土用干しにはあいにくのお天気予報ですが、
季節ごとの先人の知恵を拝借し、今日も暑さを乗り切りましょう!