処暑/綿柎開【二十四節気/七十二候】

こんばんは。
横浜のAromatherapy Space Bon Voyage 高崎綾乃です。
昨日23日より二十四節気の「処暑」(2017年8月23日~9月6日)
厳しい暑さが峠を越える頃。
また、台風のシーズン到来の頃でもあります。
今年は夏の雨が長く、涼しい日が続いた分、残暑が厳しく感じますね。
処暑の初候は(2017年8月23日~8月27日)
「綿柎開(わたのはなしべひらく)」
綿を包む柎(うてな)が開く頃。
柎とは、花の萼のこと。
綿の花は同じアオイ科の仲間、ハイビスカスやタチアオイと似ていますが
1日だけ咲く儚い花。

花がしぼんだ後、40日~50日をかけて実が膨らみ、
そして柎が開くと、モコモコの綿毛が出てきます。
娘が小学校3年生の頃、綿を学校で育てていました。
残念ながらお花は見ることができませんでしたが
かわいいモコモコが顔をのぞかせるのを娘と一緒に待ちわび、
柎がはじけるように開いた姿を見た時には歓声を挙げたのをよく覚えています。
最近では、リースなどの素材にも使われることが多くなった綿毛。
私にとっては娘との思い出とも重なり、思い入れの深い植物のひとつです。