立冬【二十四節気】

こんにちは。
横浜のAromatherapy Space Bon Voyage 高崎綾乃です。
7日から暦は立冬です。
先週末からぽかぽか陽気が続いていますが、昨日は木枯らしがやってきましたね。
風がヴェールを引くように、季節を分けていきます。
春一番や木枯らしは、日本語独自の表現のようです。
一言で季節の現象を表すことができる日本語。
改めて、奥の深い、素敵な言語であると感じます。
さて、七十二候も進んでいます。
立冬の初候(2017年11月7日~11月11日)
「山茶始開(つばき はじめて ひらく)」
山茶花(サザンカ)が咲き始める頃。
山茶と書いて「つばき」と読みますが、サザンカのことです。
この時期開くのは山茶花で、椿はもう少し後になってから。
品種にもよりますが、椿の開花時期は冬から春にかけて。
ちなみに山茶花と椿の見分け方、ご存知ですか?
山茶花は他のお花のように花びらがはらはらと散りますが、椿はお花の根本から落ちるように散るのです。

立冬の次候(2017年11月12日~11月16日)
「地始凍(ち はじめて こおる)」
大地が凍り始める頃。
朝夕の冷え込みが本格的になってきて、霜柱や窓の結露などが現れることもあります。結露はお部屋内外の温度差や湿度などの影響で起こり、前夜にお鍋などいただいた翌朝は結構大変なことも(笑)
子どもの頃は、霜柱を踏む時のザクッザクッという感覚が好きでした(*^-^*)

立冬の末候(2017年11月17日~11月21日)
「金盞香(きんせんかさく)」
こちらも金盞花(きんせんか)とありますが、水仙が咲く頃。
すっとした佇まいながら優しい表情で、上品な香りがする日本水仙。
私の母が好きなお花です♡
また、金盞花はまたの名をカレンデュラ。
カレンデュラのお花を植物油に漬けこんだカレンデュラ油はお肌への効果がいっぱいです✨
(後々ご紹介していきますね!)
ぽかぽか陽気も今週末くらいまでのようですので、皆さま暖かくお過ごしくださいね。