小雪【二十四節気】

こんばんは。
横浜のAromatherapy Space Bon Voyage 高崎綾乃です。
11月22日から季節は小雪(しょうせつ)
ちらほらと雪が舞い始める頃。
地域によっては既に銀世界になったところもあるようで、段々と本格的な冬が近づいているのを感じますね。
【七十二候】
小雪の初候(2017年11月22日~11月26日)
「虹蔵不見(にじ かくれて みえず)」
日差しが弱まり、虹が見えなくなる頃。
この夏、とっても大きく くっきりとした半円を描く虹を見ることができました✨
ほんのひとかけらでも虹と遭遇できた時って、なんであんなに心が躍るんでしょうね。
色のせい?光のせい?それとも大きな空へ顔を上げるから?
虹と出会う機会が減るのは寂しいけど、冬空の下では虹の代わりに、星の瞬きとの出会いが楽しみですよね♪

小雪の次候(2017年11月27日~12月1日)
「朔風払葉(きたかぜ このはを はらう)」
北風が木々の葉を落とす頃。
紅葉の絨毯を歩く時の贅沢さと物寂しさ。
両方を感じながら切なくなるのは、秋の終わりを感じるからでしょうか。そう言えば、夏の終わりを感じたのがつい先日のような気がするのに、時が経つのは早いなぁなんて余計にセンチメンタルになるのは、冷たい北風のせいかもしれませんね。

末候(2017年12月2日~12月6日)
「橘始黄(たちばな はじめて きばむ)」
橘の実が黄色く色づく頃。
橘は古事記や日本書記にも登場し、日本で古くから親しまれてきたミカン科の木です。
お雛様と一緒に、桜と橘(左近の桜・右近の橘)を一緒に飾るのは、魔除けや邪気払いの意味があると考えられてきたから。さらに橘は寒い冬でも青々とした葉や鮮やかな黄色の実をつけることから不老不死の実とされ、不老長寿を願う意味もあるとのことです。