冬至【七十二候】

こんばんは。
横浜のAromatherapy Space Bon Voyage 高崎綾乃です。
冬至から1週間。日ごとに朝が早くなっているのを感じます。
寒いのが苦手な私ですが、冬の朝日は特に好き♡
さて、半分過ぎてしまいましたが…

冬至の初候(2017年12月22日~12月26日)
「乃東生(なつかれくさしょうず)」
うつぼ草が芽をだす頃。夏至の「乃東枯」に対応し、夏枯草を表しています。
Bonvoyage が再出発して間もない 6月のブログを覚えていらっしゃいますか?
―乃東枯(なつかれくさ かるる)―
緑がどんどん濃くなっていく頃に枯れてしまう夏枯草。
それが、芽吹いてくる頃。
夏至の乃東枯は、冬至の乃東生と対になっています。
ほとんどの草が枯れて次の春を待つ間、うつぼ草だけは芽を出し春への希望を見せてくれます。

冬至の次候(2017年12月27日~12月31日)
「麋角解(さわしかのつのおつる)」
鹿の角が落ちる頃。古い角を落として生え変わります。
次候も ” 新しく生まれてくる "
寒く閉ざされているようでいて、自然は次の季節に向けて着実に進んでいるんですよね。

冬至の末候(2018年1月1日~1月5日)
「雪下出麦(ゆきわたりてむぎのびる)」
雪に覆われた土の中で、麦が芽を出す頃。
浮き上がった芽を踏む「麦踏み」は日本独特の風習だそうです。
麦踏み、初めて知りました‼ 皆さまはご存知でしたか?
元気に育ち小麦をたくさん収穫できるように、暖かくなるまでの間、麦の芽を度々踏むそうです。
楽あれば苦あり。
苦の間は、ずっとそれが続くような気がしてしまいますが、踏まれても踏まれても一生懸命 努力、成長を続ければ、大きな収穫や幸せがやってくる。
年末にそんなことを考えながら、
新しい1年も、” 土を耕し種を蒔き、水を与える ” ことを続けていこうと思っています。